2025年4月Waffle活動報告とお知らせ

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2025年4月Waffle活動報告とお知らせ

日頃よりWaffleの活動をご支援をいただき、ありがとうございます。春が深まり、新たなチャレンジが全国で動き出しています。地方の中高生や大学生を対象としたIT体験イベントの開催、政策提言活動、Technovation Girls 2025の日本公式ピッチイベントの準備など、未来を切り拓く取り組みが続いています。今号では、そうした活動の最新情報とともに、現在募集中のイベントのご案内もお届けします。最後までご覧いただき、ぜひ身近な方へもシェアいただけますと幸いです。

Technovation Girls 2025 日本公式ピッチイベント、6月21日(土)に開催

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6月21日(土)に、女子およびジェンダーマイノリティの中高生によるアプリ開発コンテスト「Technovation Girls 2025」の日本公式ピッチイベントを開催します。イベントの一部は、YouTube Liveで配信予定です。本イベントでは、全国から参加した88チーム・440名のうち、約6か月の取り組みを経て選ばれたファイナリスト10チームとチャレンジステージ最優秀チームが、社会課題解決のために開発したアプリをプレゼンします。
今年度は「AI講座」の新設や、出場チーム同士・企業との交流促進も注目ポイントです。多様な視点が交差する、次世代のテックリーダーたちの挑戦をぜひご覧ください。

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【参加者募集】Waffleの無料プログラミング体験イベントin 長岡・福岡

 Waffleでは、プログラミング未経験の女子・ノンバイナリーの中高生・大学生を対象とした体験イベントを長岡と福岡で開催します(長岡は中学生のみ)。ITの世界を、楽しく気軽に体験してみませんか?各イベントとも参加費無料・事前申込制です。

プログラミングで絵を描こう!Waffle Camp mini in 長岡

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p5.jsというプログラミングライブラリを使って、アート作品を作ります。自分で動かせた!」という喜びを感じられる90分の体験講座です。・日時:6月7日(土)1部:10:00〜11:30/2部:13:00〜14:30(各回 定員20名)
・対象:新潟県長岡市在住・在学の女子・ノンバイナリーの中学生
・会場:ミライエ長岡 5階スタジオB
・持ち物:ノートパソコン
・申込締切:5月22日(木)23:59まで
・詳細・申込はこちらをご覧ください。

Webサイト制作体験講座 in 福岡

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ITやプログラミング未経験の学生がテクノロジー分野のキャリアを身近に感じるきっかけづくりを目的とした、1Dayの体験型講座です。Webサイト制作を通じて、テクノロジー分野の仕事を疑似体験しながら、キャリアへの興味や自己効力感を育むことを目指します。
・日時:6月1日(日)1部:10:00〜12:00/2部:13:30〜15:30(各回 定員20名)
・対象:福岡県福岡市在住・在学の女子・ノンバイナリーの中高生・大学生
・会場:エンジニアカフェ(福岡市中央区)
・申込締切:5月22日(木)23:59まで
・詳細・申込はこちらをご覧ください。

【参加者募集】地方の学生にも“テックキャリアの第一歩”を!Waffle College キックオフを全国で開催

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Waffleは、女子およびノンバイナリーの大学生・大学院生を対象に、テクノロジー分野への第一歩を支援する体験型プログラム「Waffle College キックオフ」を全国で開催します!未経験の方でも大歓迎。1Dayの講座でWebサイト制作を体験しながら、ITキャリアの入り口に触れることができます。
今後の開催予定:
・6月11日(水)東北大学(宮城・仙台)
・6月12日(木)東北学院大学(宮城・仙台)  
・6月20日(金)清泉女子大学(東京)
・6月27日(金)オンライン
・6月30日(月)津田塾大学(東京)
・7月2日(水)オンライン
詳細・お申し込みは、Waffle College キックオフ公式サイトをご覧ください。 

4月度 Waffle Club「プログラミングで絵を描こう!&理系プロダクトデザイナーから話を聞こう!」開催 & 次回予告!

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4月6日(日)、偶数月恒例のオンラインイベント「Waffle Club」を開催しました。今回のテーマは「プログラミングで絵を描こう!&理系プロダクトデザイナーから話を聞こう!」。全国から25名超の女子・ノンバイナリーの中高生が参加し、テクノロジーと進路について学びを深めました。

前半は、p5.jsを使ってJavaScriptでアートを作るワークショップを実施。「絵が動いて感動!」「自分で作るって楽しい!」といった声が続々。後半は、サイボウズ株式会社のプロダクトデザイナー・河合佑希さんによるキャリアトークを行い、「進路選択の視野が広がった」「自分のワクワクを大切にしたい」といった感想が寄せられました。
当日の模様は、動画でも公開しています。ぜひご覧ください。

動画はこちら

次回のWaffle Clubは、6月15日(日)10:00〜12:00に開催予定です。
テーマは、「AIで推し認識ツールを作ろう!」+「理系進路に悩んだ大学生と話そう!」です。ご参加お待ちしています。

詳細・申込はこちら

【政策提言】赤澤大臣・平大臣を訪問し、テクノロジー&AI分野のジェンダーギャップ解消を提言

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4月22日、赤澤 亮正経済再生担当大臣を訪問

テクノロジー分野におけるジェンダーギャップ解消に向けた提言書を提出しました。これまでも私たちは、理工系分野での女性活躍を後押しすべく、政府への政策提言を継続しており、その一部は「骨太の方針」や「女性版骨太の方針」にも反映されています。今回の提言では、これまでの活動に加え、特に以下の2点を新たに提案しました。
・地方におけるテクノロジー教育継続のための仕組みづくり
・AI分野のジェンダーギャップ解消に向けたガイドライン策定と教育システム構築

4月28日、平 将明デジタル大臣を訪問

AI分野に特化したジェンダーギャップ解消策についても提言を行いました。
この提言では、AI分野での多様な視点の導入を目指し、ガイドライン策定の必要性を中心にお話ししました。平大臣からも重要性への理解と共感をいただき、前向きな対話が実現しました。

提言書の一部は以下よりご覧いただけます。

提言書はこちら

Technovation Girls ケニアチャプターとの交流会を開催!

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2025年4月19日(土)、Technovation Girls Japanは、ケニアチャプターとのグローバル交流会をオンライン開催しました。参加者はなんと90名以上!ウズベキスタン、メキシコに続き、今年度はケニアとのつながりが実現しました。

交流会では、お互いの国の文化紹介に加え、アプリ開発の進捗共有とフィードバックセッションを実施。異なる国でありながらも、同じような社会課題に取り組む仲間の存在を知り、参加者たちは大きな勇気と刺激を受けたようでした。

大阪・関西万博「フィガロジャポン BWA トークイベント」に代表の田中が登壇

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4月25日(金)、大阪・関西万博の「ウーマンズパビリオン」にて開催された、雑誌『フィガロジャポン』主催の特別トークイベント「Business with Attitude」に、Waffle理事長・田中沙弥果が登壇しました。
「未来のメディアと女性の働き方のカタチ」をテーマに、共同通信社の山脇 絵里子さん、フィガロジャポンBWA事務局長の藤本 淑子さん(モデレーター)とともに、地域ごとのジェンダー格差や、女性のキャリア形成における課題と可能性について議論が交わされました。田中は、理系進路における固定観念や教育現場での性別によるギャップの実情、そしてAI時代における女性の参画の重要性について発信。参加者からは、共感の声や前向きなコメントが多数寄せられました。フィガロジャポンの開催レポートも、あわせてご覧ください。

詳細はこちら

(お知らせ)東北大学で特任助教(運営)を募集中!

Waffleがプロジェクトをご一緒している東北大学のDEI推進センターが、「特任助教(運営)を募集しています。多様性、公平性、インクルージョンの推進に関心があり、大学というアカデミックな場で組織運営に携わってみたいという方がいらっしゃいましたら、東北大学の採用情報ページから詳細をご覧ください。

継続的な寄付・ご支援のお願い

さらに多くの女子とノンバイナリーの中高生・大学生にITの機会を届けるため、継続的なご支援をお願いできれば幸いです。月500円からの寄付が可能で、手続きも簡単です。継続的な支援により、Waffleはより中長期的な視点で事業を進めていけます。

詳細はコチラ

未来へつなぐ想い、相続・遺贈寄付のご相談を受け付けています。

大切な資産を、未来の社会をより良くするために役立ててみませんか?相続・遺贈寄付に関心のある方のために、司法書士法人によるご相談を開始しました。あなたの想いを次の世代へ届けるために、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Waffleメンバーからメッセージ

森田久美子プロフィール写真
NPO法人Waffle
ディレクター 森田 久美子

Waffleは毎年4月に、各地でのプログラム実施から得られた学びを元に、経済財政運営と改革の基本方針(通称:骨太の方針)に向けた提言をしています。今年は、赤澤亮正経済再生担当大臣と、平将明デジタル大臣にお時間をいただき、AIをはじめとするテクノロジーが発展する中で、女性をはじめとした多様な人が開発者となっていくために、マルチステークホルダーで連携する必要性をディスカッションをしました。ディスカッションの際に持参した提言書の一部は、生成AIが拡大する中で、ジェンダーギャップを解消するために何ができるのかをまとめました。未来の社会を考える上で、みなさんの参考になる部分もあるかと思いますので、ぜひご覧ください!(こちら

4月から新生活を迎えた方や、新たな挑戦を始めた方も多いのではないでしょうか。(私事ですが我が家も子どもが進学し、4月はてんてこまいでした…!)Waffleは今年もテクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に向けて、日本全国へお邪魔する予定です。引き続きサポートをいただけますと幸いです!