テックキャリアへの第一歩を応援!清泉女子大学にてWaffle College キックオフを開催しました

2025年6月20日(金)、清泉女子大学(東京都品川区)にて、女子・ノンバイナリーの大学生を対象とした1Day体験型プログラム「Waffle College キックオフ」を開催しました。本プログラムは、ITやプログラミング未経験の学生がテクノロジー分野のキャリアを身近に感じるきっかけづくりを目的としており、Webサイト制作を通じて、テクノロジー分野の仕事を疑似体験しながら、キャリアへの興味や自己効力感を育むことを目指しています。
首都圏の大学では初めての開催となった本イベントは、世界最大のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるキンドリルの日本法人、キンドリルジャパングループとの協働で実施されました。清泉女子大学の「専門事例:地球市民と人的資源(担当:安斎徹教授)」の授業の一環として開催され、ITやプログラミングに馴染みのない学生たちにとっても、テクノロジー分野のキャリアを身近に感じる貴重な機会となりました。

テックキャリアへの扉を開く体験
参加した学生たちは、実際にWebサイト制作に挑戦しました。プログラミング未経験者でも取り組みやすいよう工夫されたカリキュラムで、基本的な枠組みが用意されており、その中で細かい部分を自分でカスタマイズしていく形で進められました。また、キンドリルジャパンからワークショップをサポートする社員の皆さんも参加してくださり、学生たちの学習をサポートしてくださいました。
取り組んだ学生からは、
「普段何気なく見ているWebサイトの裏には、たくさんの工夫と苦労があることを知り、プロのすごさを実感した」
「ウェブサイトを自分が作るという非常に貴重な体験ができた。色々なことが出来ると思うとすごくワクワクした」
といった感想が寄せられました。


このような入門的な体験を通して、多くの学生が普段何気なく利用しているWebサイトの裏側について新たな理解を深めました。
今回の授業に全面協力いただいたキンドリルジャパンからは、会社の説明のほか、同社で活躍する清泉女子大学の卒業生によるロールモデル講演が実施されました。実際のIT企業の事業やテクノロジー業界で活躍する先輩の体験談を聞くことで、学生たちにとってキャリアパスがより身近で具体的に感じられる貴重な機会となりました。


地方を含めた全国の大学で展開
Waffle College キックオフは、地方では福井大学、東北大学、東北学院大学、首都圏では今回の清泉女子大学、そして津田塾大学にて開催しています。テクノロジー分野の学習機会が偏りがちな現状も考慮に入れて、より多くの学生がアクセスできるよう、オンライン開催や地方の大学を含めて全国で開催しています。
キックオフプログラムを通じてテクノロジー分野への関心を持った学生は、Waffleが提供する約半年間の実践型学習プログラム「Waffle College テックキャリアコース」に進むことができます。学生は、PythonやAI、チームでのアプリ開発などを学びながら、IT企業でのインターンシップや就職、理系分野での大学院進学などを目指しています。
清泉女子大学でのWaffle College キックオフは、参加した学生たちにとって新たな可能性を発見する貴重な機会となりました。プログラミング未経験でも「意外と簡単」「楽しかった」と感じられる体験を通じて、テクノロジー分野への心理的ハードルを下げることができました。日本のテクノロジー分野におけるジェンダーギャップの解消という課題に対し、こうした草の根的な取り組みが重要な役割を果たしています。今後も全国の大学との連携を通じて、より多くの学生にテックキャリアへの扉を開く機会を提供していきます。
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