Waffle、女子&ジェンダーマイノリティの中高生向けアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」日本公式ピッチイベントの結果を発表〜39チーム・219名の応募の中から、5チームが企業賞を受賞〜

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Waffle、女子&ジェンダーマイノリティの中高生向けアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」日本公式ピッチイベントの結果を発表〜39チーム・219名の応募の中から、5チームが企業賞を受賞〜

 IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す、特定非営利活動法人Waffleは、4月29日(土)に女子及びジェンダーマイノリティの中高生を対象とした、社会課題解決型アプリ開発コンテスト「Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)」の日本リージョン公式ピッチイベントを東京・渋谷にて開催しました。

 日本国内においては、世界大会とは別の独自プログラムとして、毎年ピッチイベントを行っています。スタートアップの起業家が、アクセラレーターや投資家に対してプレゼンテーションするのと同様に、事前審査によって39チーム・219名(応募時)の中から選抜された10チームが、スポンサー企業の審査員に対して、自らの「社会を変えたい」「こんなテクノロジーをつくりたい」という思いをもとに開発したアプリとその事業計画のプレゼンテーションを行い、厳正なる審査の結果、以下の5チームが企業賞を受賞しました。

■MetLife賞(メットライフ生命保険株式会社 提供)
 チーム名「Callback」
 (家族と離れて暮らす生徒・学生等が家族との絆を保ち、強めるコミュニケーションアプリ)

■Google賞(グーグル合同会社 提供)
 チーム名「Re Go Round」
 (昆虫好きの小学生が生物多様性の大切さを学べるアプリ「Manisect」)

■Lenovo賞(レノボ・ジャパン合同会社 提供)
 チーム名「EduPops」
 (学習における興味が近い相手と出会い議論できるピア・チュータリングプラットフォーム「OutPal」)

■日本総研賞(株式会社日本総合研究所 提供)
 チーム名「Your Best Pal」
 (外国につながる中学生(外国人児童生徒等)の高校進学を支援するアプリ「wellBEEing TOGETHER」)

■Unity賞(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 提供)
 チーム名「INTER ACT」
 (授業における分からないことを他の生徒や教師に共有できるアプリ「NoTeAG」)

■他ファイナリスト
 チーム名「Reach」(算数障害の子どもたちをサポートするアプリ)
 チーム名「Joyction」(アーティストを目指す中高生を応援するアプリ)
 チーム名「Sereniteam」(日本の高校生のメンタルケアを行うアプリ「MindMate」)
 チーム名「Tiller」(子どものための相談窓口と子どもたちを繋ぐアプリ「HOMIE」)
 チーム名「Spes☆Dojo」(緑のカーテンを推進するアプリ「Greely」)

 Waffleは、テクノロジーを活用し社会を変えていく、次世代の女子&ジェンダーマイノリティのリーダーの育成を目指しています。より多くの中高生がITに興味をもち、自分もテクノロジーを活用し社会を変えられるという自信を醸成すること、そのようなリーダーが地方を含めた全国から生まれることに重きをおき、プログラムを運営しています。
 Technovation Girls 2023においては、情報感度の高い首都圏を中心とした参加者だけでなく、未経験者であってもリーダーを目指す熱意のある中高生が全国から参加できるよう、さまざまな支援を行ってきました。今回、Waffleのプログラムを通じて、北海道から沖縄まで34都道府県から総勢219名の中高生が参加しました。
 今回の日本公式ピッチイベントへ参加した10チームだけでなく、全39チームが10月にアメリカで開催される「World Summit(世界大会)」へとチャレンジします。

・2023年5月下旬「World Summit(世界大会)」一次審査通過者発表
・2023年6月下旬「World Summit」二次審査通過者発表
・2023年10月「World Summit」開催

【Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)について】
 https://www.technovation.waffle-waffle.org/
 Technovation Girlsは、米国のSTEM教育NPO「Technovation」が主催する、次世代の女性IT起業家の育成を目的とした、アイディア・ピッチ(プレゼン)・技術力・起業家精神の4つを競い合う10代のためのテクノロジー教育プログラムです。
 10〜18歳の中高生が最大5名のチームで、約3ヶ月間にわたり、自らが設定した社会課題をテクノロジーで解決する方法を議論し、その成果物としてアプリと事業計画を作り上げます。
 Technovation Girlsは、2010年の開始から現在までに世界100か国以上、34,000名以上が参加しています。日本では、2019年より日本リージョン公式アンバサダーであるWaffleが、他の教育系NPOやスポンサー企業などとも連携しながら、世界大会への出場者を支援しています。
 国内でTechnovation Girls 2023を応援いただいた企業の皆様は、以下の通りです。

<スペシャルスポンサー>
メットライフ生命保険株式会社
グーグル合同会社
レノボ・ジャパン合同会社

<ゴールドスポンサー>
株式会社日本総合研究所

<シルバースポンサー>
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

<ブロンズスポンサー>
ソニーグループ株式会社

 次回以降のプログラムへのスポンサーに興味のある法人・団体の方は、お気軽にお問い合わせください。

【特定非営利活動法人Waffle(ワッフル)について】 https://waffle-waffle.org

 IT分野のジェンダーギャップ解消を目指し、女子&ジェンダーマイノリティの中高生や大学生に無料でプログラミングを学ぶ場を提供しているNPO法人。中高生に向けた無料のウェブサイト作成コース「Waffle Camp」、大学生・大学院生に向けた無料のプログラミング研修「Waffle College」を実施。また、国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」の国内での出場支援、企業との協働による各種イベントの開催「第5次男女共同参画基本計画素案」に対するパブリックコメントをはじめとする政策提言も積極的に行う。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード「SDGsパートナーシップ賞」受賞。主な著書に「わたし×IT=最強説 女子&ジェンダーマイノリティがITで活躍するための手引書(リトルモア刊)」。