世界最大級の女子中高生向けアプリ開発コンテスト「Technovation Girls 2024」参加者募集スタート〜プログラミング初心者でも5ヶ月で起業体験ができる完全無償プログラム〜

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世界最大級の女子中高生向けアプリ開発コンテスト「Technovation Girls 2024」参加者募集スタート〜プログラミング初心者でも5ヶ月で起業体験ができる完全無償プログラム〜

 IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す特定非営利活動法人Waffle(東京都港区、理事長:田中 沙弥果、以下Waffle)は、10代の女子およびジェンダーマイノリティ(*)を対象とした世界最大級の社会課題解決型アプリ開発コンペティション「Technovation Girls 2024」へ、日本国内から挑戦する参加者を募集します。
 今回の参加者は、同イベントの日本リージョン公式アンバサダーであるWaffleが実施する、日本国内での支援プログラム(後援:文部科学省)を経て、世界大会へと挑戦します。
 本日より、日本リージョン公式ウェブサイトにて、参加申し込みを開始します。

(*)米国・「Technovation Girls 2024」の募集要項に沿って、「Technovation Girls」に興味のあるトランスジェンダーの方はもちろん、ノンバイナリーやジェンダー・ノンコンフォーミングを自認する方で、女性向けの環境で学習したい方を対象とします。

■「Technovation Girls」とは
 「Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)」は、米国のSTEM教育NPO「Technovation」が主催する、次世代の女性IT起業家の育成を目的とした、アイディア・ピッチ(プレゼン)・技術力・起業家精神の4つを競い合う10代のためのテクノロジー教育プログラムです。
 10〜18歳の中高生が最大5名のチームで、約3ヶ月間にわたり、自らが設定した社会課題をテクノロジーで解決する方法を議論し、その成果物としてアプリと事業計画を作り上げます。
 「Technovation Girls」は、2010年の開始から現在までに世界100か国以上、34,000名以上が参加しています。日本では、Waffleが他の教育系NPOなどとも連携しながら、世界大会への出場者を支援しています。
 加えて、世界大会とは別の独自プログラムとして、日本国内参加者を対象とした各種研修や公式ピッチイベントなどを行っています。
 2023年度、日本からは過去最多となる39チーム156名の中高生が4ヶ月間にわたるプログラムを修了し、8チームがグローバルコンペティションのセミファイナルに選ばれました。

■「Technovation Girls 2024」のサポート内容
 本年度は、本プログラムを通じて、最大300名の中高生を支援していく予定です。
 プログラムの特徴として、初心者であってもスムーズにプログラムへ参加できるよう、日本からの応募者全員に対して、ビジネスの基本的な考え方が学べる「ビジネス開発講座」、プログラミング基礎や、生成AIをはじめとする最新の技術の第一歩が学べる「アプリ開発講座」を無料で提供します。
 「ビジネス開発講座」では、指南役として、自身も大学時代から2度の起業を行い、エンジニア / 経営者としてサービス企画・開発を行い、2022年7月にマネックスグループに会社を売却した小島 舞子さん(株式会社クラフター 創業者代表取締役社長)とともに参加者への支援を行っていきます。
 加えて、シリコンバレーでアクセラレータープログラム「Women’s Startup Lab」を運営し、数多くの女性起業家を支援してきた堀江 愛利さんによるチームビルディングに関するセッションも提供します。
 第一線で活躍するビジネスパーソンや、本プログラムに関わるTA(ティーチングアシスタント) / メンターなどの社会人との接点を通じて、参加者が最後までモチベーション高く、学び、楽しめるよう支援していきます。
 また、パソコンやWiFiの無料貸し出しを行うなど、参加しやすい環境を用意しています。

■Technovation Girls 2024 募集要項(日本版)
「Technovation Girls 2024 日本リージョン」公式ウェブサイト
「Technovation Girls 2024 日本リージョン」申し込みフォーム
「Technovation Girls」公式ウェブサイト

1)参加条件
・世界を変えるために、成長する意欲があること。
・2023年12月1日時点で13歳以上、かつ2024年8月1日に18歳以下である中高生。
 ※米国「Technovation Girls」への応募条件は10歳以上ですが、Waffleでは、全てのプログラムをオンラインにて開催する性質上、上記の年齢に達している方を対象としています。
・2023年12月〜2024年2月にオンラインで開催される、Waffle主催の「アプリ開発講座」「ビジネス開発講座」に参加できること。
・2024年2月から4月までのおよそ3ヶ月間、週5時間程度の活動時間を確保できること(基本的にオンラインでの活動となります)。
・日本在住で日本語が話せること(国籍・人種などは問いません)。
・女性およびジェンダーマイノリティの方。
 米国・「Technovation Girls 2024」の募集要項に沿って、「Technovation Girls」に興味のあるトランスジェンダーの方はもちろん、ノンバイナリーやジェンダー・ノンコンフォーミングを自認する方で、女性向けの環境で学習したい方を対象とします。

2)応募締め切り
 2023年12月1日(金)23:59(日本時間)
「Technovation Girls 2024 日本リージョン」申し込みフォーム 

3)プログラム概要
 プログラム名称:「Technovation Girls 2024」
 主催:米国・Technovation
 日本国内公式アンバサダー:特定非営利活動法人Waffle
 日本国内プログラム・公式イベント後援:文部科学省
 日本国内スポンサー(2023年10月30日現在、順不同):
 ・メットライフ生命保険株式会社
 ・レノボ・ジャパン合同会社
 ・株式会社日本総合研究所
 協力パートナー(2023年10月30日現在、順不同): 
 ・一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan
 ・公益財団法人山田進太郎D&I財団
 ・全国高校生マイプロジェクトアワード事務局
 ・特定非営利活動法人みんなのコード
 ・ライフイズテック株式会社

 Waffleでは、本イベントおよび全国からの参加者チームを約5ヶ月間にわたりご支援いただける企業スポンサーを募集しています。ご興味のある企業の方は、tg-japan@waffle-waffle.orgまでご連絡ください。

4)「Technovation Girls 2024」キックオフイベント開催のお知らせ
 11月23日(木・祝)、「Technovation Girls 2024」を記念して「自分の手で進路をデザインする”きっかけになる日。」をテーマに、オンラインイベントを開催します。ゲストは、エンジニアの経験がある、アーティストのスプツニ子!さん(アーティスト / 東京藝術大学デザイン科准教授)です。
 自分の進路について考えるきっかけを見つけたい方、ITやプログラミングに少しでも興味があり、学生時代に少し触れてみたい方、お気軽に本イベントにご参加ください!

特定非営利活動法人Waffle(ワッフル)
 IT分野のジェンダーギャップ解消を目指し、性自認が女性やノンバイナリーの中高生や大学生・院生に無料でプログラミングを学ぶ場を提供しているNPO法人。中高生に向けた無料のWebサイト作成コース「Waffle Camp」、大学生・大学院生に向けた無料のプログラミング研修「Waffle College」を実施。また、国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」の国内での出場支援、企業との協働による各種イベントの開催、「経済財政運営と改革の基本方針(通称:骨太の方針)」など政策に積極的に提言している。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード「SDGsパートナーシップ賞」受賞。主な著書に「わたし×IT=最強説 女子&ジェンダーマイノリティがITで活躍するための手引書(リトルモア刊)」。

「Technovation Girls Japan Region 2023」レポート
▼「Technovation Girls 2023日本公式ピッチイベント」アーカイブ動画