2025年9月Waffle活動報告と10月のお知らせ

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2025年9月Waffle活動報告と10月のお知らせ

日頃よりWaffleの活動をご支援いただき、ありがとうございます。9月もWaffleでは、コミュニティの拡大や受講生・卒業生の活動支援に力を入れてきました。College卒業生・現役生50名以上が集う大規模イベントの開催、Waffle Campのインパクトレポート公開など、充実した1か月となりました。そして、10月1日からはTechnovation Girls 2026の募集も開始しています。
これらの活動の詳細に加え、10月開催のイベント情報もお届けします。ぜひ最後までご覧ください。

Technovation Girls 2026 参加者募集開始

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今年も、女子およびジェンダーマイノリティの次世代テックリーダーを育成する国際的なアプリ開発コンペティション「Technovation Girls 2026」の日本国内出場者の募集を開始しました。
世界117か国・約3万人が参加する米国の教育プログラムで、昨年は日本から440名の小中高生が参加し、社会課題を解決するアプリを開発しました。
今年はぜひ全国47都道府県すべてから参加者を集めたいと考えています。特に地方のみなさま、ぜひご参加ください!

今年度の強化県は、青森県、岩手県、福島県、新潟県、和歌山県、香川県です。ぜひ周りの中高生にもお声がけいただき、挑戦の一歩を後押ししていただけますと幸いです。

・お申込み・詳細はこちら
事前説明会にまずはご参加ください!

■プログラム概要
・応募締切:2025年11月23日(日)23:59
・参加費用:無料
・事前説明会(オンライン):10月19日(日)・25日(土)、11月2日(日)・16日(日)
・日本国内スポンサー(2025年10月1日現在、順不同):
 <スペシャルスポンサー>
 レノボ・ジャパン合同会社
 <ゴールドスポンサー>
 株式会社日本総合研究所
・後援:文部科学省

■2026年度の注目ポイント 
・AI応用講座を新設し、専門メンターによるAI実装のサポートを提供
・対面フィードバックイベントを地方でも開催予定
・プログラム終了後も実際のアプリリリースまでを支援


■2025年度の実績
・全国44都道府県から440名、88チームが参加
・社会人ボランティア130名超がサポート
・認知症予防AIアプリ、視覚障害者支援アプリなど社会課題解決に挑戦
・過去参加者が海外大学(CS学部)に進学する事例も 

■参考情報
 公式ウェブサイト:https://www.technovation.waffle-waffle.org
 ハイライト動画:https://youtube.com/live/qfUN0AhhJ4M

10月26日「Waffle Camp in 東京」参加者募集(締め切り間近!)

【OGP】キャップジェミニー

先月もご案内しましたが、これまで地方を中心に開催してきたWaffle Campが、今年初めて東京で開催されます!プログラミングやWebサイト制作に興味がある方、将来や進路について考えてみたい方、同じ関心を持つ仲間と出会いたい方に、特におすすめのプログラムです。
フランスに本社を置く総合コンサルティングファーム「キャップジェミニ」の協力のもと、同社オフィスにて開催します。1日で、自分の好きなものや“推し”を広めるWebサイトを実際に作る体験に加え、AI講座やキャップジェミニ社員によるキャリアトークなど、充実した内容をご用意しています。プログラミングが初めての方も、大学生メンターや経験豊富なスタッフが丁寧にサポートしますので安心です。
過去参加者からは「初めてのプログラミングがとても楽しかった」「進路選択の参考になった」などの声も多数届いています。お友達との参加も大歓迎ですので、この機会にぜひご応募ください。

開催概要
・日時:2025年10月26日(日)10:00〜16:30
・会場:キャップジェミニ株式会社 愛宕オフィス
    (東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズ森タワー12階)
・対象:女子およびノンバイナリーの中高生
・参加費:無料(昼食付き)

お申込み・詳細はこちら

10月19日 Waffle Club:プログラミングでゲームを作ってみよう!

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隔月で開催している女子・ノンバイナリーの中高生向けのオンライン講座「Waffle Club」が10月19日(日)に開催されます。
今回は、ブロックを組み合わせながら “もし〜だったらこう動く“という条件の考え方を学び、シンプルだけど本格的なミニゲームを完成させます!
また、アメリカ・マサチューセッツの大学に通って理系分野を学ぶ女性によるキャリアトークも実施予定。
IT・理系進路に興味を持つきっかけになるかと思いますので、ぜひ周りの中高生にもお声がけくださると嬉しいです。

・10:00 – 11:20 ワークショップ:「音で遊ぼう!簡単ミニアプリづくり!」
初心者でも簡単に使えるツールを使って、プログラミングの基礎を学びながらミニゲームをつくります。
当日は、女子・ノンバイナリーのメンターがしっかりサポートするので、プログラミングが初めてでも安心です。・ 11:20 – 12:00 キャリアトーク「理系分野で活躍する女性の話を聞こう!」
アメリカ・マサチューセッツの大学で理系分野を学ぶ女性が、大学生活や過去にWaffleのプログラムに参加した際の経験などを語ってくれます。ここでしか聞けない話ももりだくさん!

イベント詳細:
・日時:2025年10月19日(日)10:00~12:00
・開催方法:オンライン(Zoom)
・対象:中高生の女子・ノンバイナリーの方(初心者大歓迎)
・必要なもの:ネット環境、ネットに繋がるパソコン
・参加費:無料
・過去の開催の様子はこちら

詳細・申込はこちら

Waffle College卒業生・現役生、総勢50名超が集うイベントを開催

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本イベントでは、ユニアデックス株式会社の協力のもと実施し、Waffle Collegeの卒業生同士が近況を報告し合ったり、現役生をエンパワーメントしたりと、会話が絶えず、熱気あふれる時間を過ごすことができました。
冒頭では、AIセーフティ・インスティチュート所長の村上 明子さんに登壇いただき、女性が少ない理系・IT分野で変革を進めてきた当事者の体験談に、多くの参加者が勇気づけられました。
その後の卒業生ライトニングトークでは、現在取り組む活動やそこから得た学びを熱く共有。ユニアデックス社員の方からは、会社員生活の面白さや就職活動の裏話も聞け、現役生にとって貴重な学びとなりました。
ネットワーキングの時間も盛況で、会話は尽きず最後まで楽しむ姿が印象的でした。共感力やサポート精神にあふれるコミュニティが、挑戦の一歩を後押ししてくれる力を改めて実感できた1日となりました。

ご参加・ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
当日の様子は、こちらからご覧いただけます。

Waffle理事長の田中が文部科学省 中央教育審議会
情報・技術ワーキンググループ委員に就任

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Waffle理事長・田中沙弥果が、文部科学省の中央教育審議会 情報・技術ワーキンググループの委員に就任しました。このグループでは、次期学習指導要領における情報教育の在り方を検討します。
田中は今回の委員就任を通じて、教育制度改革に関与し、テクノロジー教育における男女格差の解消と、社会構造の変革を目指してまいります。

詳細は、こちらをご覧ください。

2025年夏期 Waffle Camp ホームタウン のインパクトレポート公開

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毎年中高生の夏休みにあわせて開催している「Waffle Camp ホームタウン」が、今年も無事に終了しました。7月から8月にかけて、兵庫県豊岡市、福井県、長崎県長崎市、長野県上伊那、新潟県長岡市の全国5カ所で開催し、総勢119名の中高生が参加してくれました!

今年の特徴は以下の通りです。
・中学生の参加比率が増加
・AIを活用したWebサイト制作で、自分のアイデアを効率的に形に
・アンコンシャスバイアス講座により、性別にとらわれずIT分野で活躍できる意識を育成
・プログラミング・AI理解が大幅向上
 ※参加前平均2.4→参加後平均4.3(5段階評価)
・72%がプログラミング/AIに対する自信を向上
・61%がIT・テクノロジー分野への進路関心を向上 参加者からは、「プログラミング言語とか自分には無理だと思っていたけど、やってみると案外楽しく、自分でもできると気づいた」といった声も多数届いています。 詳しい内容は、こちらをご確認ください。

お知らせ

認定NPO取得に向けたご寄付・ご支援のお願い

Waffleは現在、「認定NPO法人」の取得を目指しています。この認定を得ることで、将来的にご寄付が税控除の対象となり、寄付者の皆さまにとって、活動を支援しやすい仕組みを整えることが可能になります。認定取得には、「年間100名以上の方から3,000円以上のご寄付をいただく」という条件を満たす必要があります。これは、Waffleが皆さまのご支援によって成り立つ団体であることを示す、大切な指標です。また、認定を受けることで、団体としての透明性や運営の健全性が公式に評価されることとなり、これまで以上に安定的・継続的な活動を行える体制づくりにもつながります。
2026年3月末までに、100名の方から3,000円以上のご支援をいただくことで、認定NPO法人取得に大きく近づくことができます。Waffleの活動を今後も広く、長く届けていくために、みなさまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いします。

寄付はこちらから

未来へつなぐ想い、相続・遺贈寄付のご相談を受付中

大切な資産を、未来の社会をより良くするために役立ててみませんか?相続・遺贈寄付に関心のある方のために、司法書士法人によるご相談を開始しました。あなたの想いを次の世代へ届けるために、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Waffleを支えるボランティア・メンバーの皆さんのご紹介

アプリフィードバックセッション_プレスリリースOGP

Waffle Collegeでは、大学生・大学院生がプログラミングを学びながら、自分の「つくりたい」を形にする挑戦を続けています。9月26日、Waffle Collegeの受講生に対して、企業の皆様からフィードバックをいただく貴重な機会として、「アプリ案フィードバックセッション」が開催され、 モルガン・スタンレー、JPモルガン、R/GAの3社の皆さんに多大なるご協力をいただきました。

このセッションが行われた時点では、受講生は、まだプログラミングをほぼ学んでいない状況。それでも「プログラミングを学んで、どんなものを作りたいか?」という課題に向き合い、3分間のプレゼンテーションで自分のアイデアを発表しました。企業の皆さんは、参加者一人ひとりのアイデアに耳を傾け、温かく実践的なアドバイスをくださいました。参加者からは、「自分では考えていなかった、他者の視点をいただけて、貴重な機会になりました」「これからのアプリ開発へのモチベーションにつながりました」という感想が寄せられました。
まだプログラミングを本格的に学び始める前の段階でも、自分の「つくりたい」を言葉にし、プロフェッショナルからフィードバックを受けることで、参加者たちは大きな自信と学びを得ることができました。改めて、モルガン・スタンレー、JPモルガン、R/GAの皆さんに、この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございました。

Waffleメンバーからメッセージ

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NPO法人Waffle
Technovation Girls  マネージャー
古瀬 麻衣子

いつもWaffleの活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。今年も女子・ジェンダーマイノリティの中高生を対象とした国際的アプリ開発コンペティション「Technovation Girls 2026」の日本国内参加者募集がスタートしました! 昨年は日本全国から440名もの中高生が集まり、社会課題解決のアプリ開発に全力で取り組みました。 元々Codingが好きだった子は、社会人のエンジニアメンターと開発を続けることで自信を付け、初めてCodingに触れた参加者は基礎を学び、開発の一部を支えつつ、英語力でチームを支えたり、ビジネス開発に地道に取り組むなど、チームワークがかなりKeyになってくるプログラムです。

参加者たちのこれから続く長いキャリアにおいて、この半年間の経験値が多様な人々と広い世界でイノベーションを起こしていくことに活きていきます。目の前の大変さや日程調整などのハードルで考えず、ここに一歩足を踏み入れることから得られる価値をぜひ考えていただけたら、保護者の皆様もより参加への背中を押したくなるのではないかと思います!

ぜひ、周りの中高生にも、このプログラムのことをお知らせいただけますと嬉しいです。
今後とも、Waffleへの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。