2025年1月Waffle活動報告とお知らせ

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2025年1月Waffle活動報告とお知らせ

日頃よりWaffleの活動に温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。1月は宮城県気仙沼市でのワークショップや、京都の大学でのIT講座の実施、Waffle Collegeの修了式など、参加者の意欲的な姿に、私たちも大きな刺激を受けました。2月も引き続き、さまざまなプログラムを展開してまいります。

【国際女性デー特別企画】Waffleアニュアルミーティング〜ジェンダー×テクノロジーが変える未来〜を3月6日(木)に開催

3月6日(木)12:00より、Waffleがこの1年の成果と未来へのビジョンをお届けするアニュアルミーティング(活動報告会)をオンラインにて開催します。

今年の国際女性デーのテーマ「For ALL women and girls: Rights. Equality. Empowerment(すべての女性と少女のために ー 権利、平等、エンパワーメント)」に沿って、テクノロジー分野における女性のエンパワーメントに焦点をあてた、Waffleの活動の共有と今後の展望についてお話しします。

【イベント概要】
・日時:2025年3月6日(木)12:00~13:00
 ※ランチタイム開催。耳だけの参加も歓迎です!
・形式:オンライン(Zoom)
※お申し込みいただいた方に参加リンクをお送りします。
・参加費:無料(支援付きチケットあり)
・申込方法:こちらのフォームよりお申込みください。

【主な内容】
・Women in Techを取り巻く現状とWaffleの現在地
・各プログラムの成果報告(Waffle Camp、Technovation、Waffle College)
・AI × ジェンダーの課題
・企業との連携による支援事例の紹介

【こんな方におすすめ】
・Waffleの支援者、支援に興味のある方
・Women In TechやSTEM教育に関心のある教育関係者
・プログラム参加者の保護者

支援者の皆様をはじめ、テクノロジー分野のジェンダーギャップや、私たちの活動に関心をお持ちの方々、ぜひご参加いただければ幸いです。

気仙沼市でプログラミング x ものづくりワークショップを開催

1月11日(土)、宮城県気仙沼市の小学生26人を対象に、ソニーのプログラミングツール「MESH」を使ったワークショップを開催しました。MESHと身近な雑貨を組み合わせて生活を楽しくするさまざまな仕掛けを制作しました。うちわをあおぐと涼しげな音が鳴る仕掛けや、開けると楽しい音がするびっくり箱など、創造力あふれるアイデアが次々と形になりました。

子どもたちが楽しみながらプログラミングに触れたこの体験が、次世代の学びや創造性につながることを期待し、これからも、地域に根ざしたプログラムや、参加者一人ひとりの可能性を広げる活動を続けていきたいと思います。

当日の動画はコチラよりご覧ください。

アメリカ国務省プログラム アメリカ視察報告会を開催

1月28日(火)のランチタイムに「アメリカ国務省プログラム アメリカ視察報告会」をオンラインで開催し、50名以上の支援者や企業、教育関係者にご参加いただきました。
本セミナーは、Waffleのディレクター森田 久美子が昨年11月に参加したアメリカ国務省主催の「International Visitor Leadership Program(IVLP)」での学びを共有するために企画されたものです。

今回、森田が参加したプログラムのテーマは、日米豪印(Quad)のSTEM分野における女性リーダーのエンパワーメント。ワシントンD.C.を皮切りにアメリカ各地を訪問し、先進的な事例や実践的な取り組みを共有しました。多くの質問や意見が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
当日発表した内容についてご興味のある方がいらっしゃいましたら、個別で概要を説明しますので、お気軽にお声がけください。

京都女子大学でWebサイト制作体験講座を開催

先日の京都ノートルダム女子大学に続き、1月21日(火)に京都女子大学でHTML/CSSを使った「Webサイト制作体験講座」を開催し、同大学の17名の学生が参加しました。参加者の多くがHTML/CSS未経験でしたが、自分だけのWebサイトを完成させ、最後は各々の作品を発表し合いました。学生たちは楽しみながらITの世界を体験していました。

【参加者の声】
「IT初心者の文系の私でも楽しく参加できました。」
「メンターが優しく教えてくれたので安心して取り組めました。」
「パソコンが苦手でもWebサイトを完成できたのが嬉しいです。」
「普段触れる機会のないホームページ作りが新鮮でした。」

Waffleでは、今後も大学と連携し、大学生がITやテクノロジーに興味をもつイベントを開催していきます。本講座の開催にご関心のある、大学関係者の方々がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
当日の動画はコチラよりご覧ください。

Waffle Collegeテックキャリアコースの修了式を開催

2025年1月18日(土)、Waffle Collegeのテックキャリアコース第3期生の修了式をファインディ株式会社のオフィスで開催しました。プログラムに参加した29名が集まり、5ヶ月にわたるプログラミング学習の成果を発表しました。 当日は、チームで制作したWebアプリを発表し、審査員や観覧者からのフィードバックを受けました。
日頃から本プログラムを応援していただいている企業の皆さんから、日本総研賞、NTTドコモ賞、Progate賞、42 Tokyo賞などの各賞が発表され、学生たちの努力が讃えられました。その後、参加者同士や企業の方々との交流が行われ、今後のキャリアに関する具体的なアドバイスも交わされました。

プログラムを修了した学生からは、

「自分で作ったアプリを発表するのは緊張しましたが、成長を実感できました。」
「フィードバックを通じて、新たな視点が得られました。」
「Waffle Collegeを通じて、エンジニアとしての第一歩を踏み出せました。」

といった感想が寄せられました。

5ヶ月間のプログラムと修了式を通じて自信を深めた学生たちは、早速各企業のインターンシップや、より高度なプログラミングスキルを学べるプログラムに挑戦し始めています。これからも成長と活躍を、ぜひ温かく見守り、応援していただけると嬉しいです。
当日の動画はコチラよりご覧ください。

Technovation Girls2025  基礎講座が全て終了

約440名という過去最高人数の参加者を迎えて年末からスタートしたTechnovation Girlsは、まず参加者の皆さんにこのプログラムに必要な基本を学んでいただく基礎講座を毎年提供しています。今年はプログラミングの基礎講座(アプリ開発講座)を2時間×5回、ビジネス開発に関する講座を4日間で合計15時間実施しました。
再挑戦者も一定数参加しているTechnovation Girlsですが、初心者の方でも一からこのプログラムに入っていけるよう、毎年講座内容をアップデートして、多くの社会人サポーターの方が講師やティーチングアシスタントとして協力してくださっています。本当にありがとうございます。

SNSで講座のまとめを配信しています!
アプリ開発講座
ビジネス開発講座

継続的な寄付・ご支援のお願い

さらに多くの女子とノンバイナリーの中高生・大学生にITの機会を届けるため、継続的なご支援をお願いできれば幸いです。月500円からの寄付が可能で、手続きも簡単です。継続的な支援により、Waffleはより中長期的な視点で事業を進めていけます。
詳細はコチラ

未来へつなぐ想い、相続・遺贈寄付のご相談を受け付けています

大切な資産を、未来の社会をより良くするために役立ててみませんか?相続・遺贈寄付に関心のある方のために、司法書士法人によるご相談を開始しました。あなたの想いを次の世代へ届けるために、ぜひお気軽にお問い合わせください。大切な資産を、未来の社会をより良くするために役立ててみませんか?相続・遺贈寄付に関心のある方のために、司法書士法人によるご相談を開始しました。あなたの想いを次の世代へ届けるために、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Waffleメンバーからメッセージ

NPO法人Waffle (カリキュラムマネージャー)鳥井雪

1月はなんといっても、自分が講師を務めた大学生向けWaffle Collegeテックキャリアコースの修了式が感慨深かったです。5ヶ月の学びをチームで結実させた卒業制作アプリはどのチームも力作揃いで、5ヶ月分の確かな成長とテックキャリアコースで広がった可能性にうるっとしました。

また、気仙沼のワークショップも印象深かったです。小学生たちが目を輝かせてものづくりに取り組む姿、独創的な作品たちは、私たちにとっても大きな驚きと刺激となりました。さらに、会場からあふれそうな参加人数に、保護者・関係者の「気仙沼の子どもたちの世界をもっと豊かにしたい」という熱い期待を感じました。

気仙沼は東日本大震災以降、地域のコミュニティが大切に守られてきた場所でもあります。そんな地で、未来を担う子どもたちが新しいスキルに挑戦する姿を見て、「次世代に何を残せるのか」を改めて考えさせられました。WaffleがITを通じて新しい扉を開く手助けをできたら嬉しいです。