Waffle Collegeミニハッカソン2025 開催レポート〜期を超えた協働で、“大学生活を便利にするアプリ”を開発!〜

Waffle Collegeでは、大学生・大学院生向けのテックキャリア支援の一環として、8日間の開発イベント「ミニハッカソン2025」を開催しました。
今年は2・3期生が参加し、「大学生活を便利にするアプリ」をテーマに、3〜4人のチームでプロダクト開発に挑戦しました。
普段は別々の期で活動する学生たちがチームを組み、短期間でアイデアを形にするプロセスを通して、テクノロジーと仲間の力を実感する機会となりました。
チームで挑んだ8日間のプロセス
イベント期間中、参加者たちは約1週間にわたり、チームでのアプリ開発に取り組みました。チーム内にはスキルや経験の違いもあるなかで、それぞれの強みを活かしながら協力し合い、個性のあるプロダクトが次々と生まれていきました。機能を実装することに加えて、互いの意見を尊重し、壁にぶつかりながらも共に前へ進む姿がとても印象的でした。
発表と審査:成果だけでなく「姿勢」も評価対象に
最終日には、各チームが完成したアプリを発表し、審査が行われました。
今回は「技術力」「アイデア」「デザイン性」「チームワーク」の4つの観点から審査を実施。成果物だけでなく、開発に至るまでのプロセスや姿勢も重視されました。
審査員を務めたのは、Waffleの鳥井 雪と、サイバーエージェントでTech DE&I Leadを務める神谷 優さん。参加者一人ひとりの挑戦にあたたかく寄り添うフィードバックを届けていただきました。
受賞チームの紹介
最優秀賞:チーム3「ネームラボ」
“あだ名をつけづらい”という学生ならではの悩みに注目し、ニックネームを提案・投票できるSNS型アプリを開発。
プロフィールをもとに投稿されたあだ名に投票し、人気の高い名前が決定される仕組みで、遊び心と実用性を兼ね備えていました。
デザインにはY2Kやプリクラ文化の要素を取り入れ、世界観を意識した表現にもこだわったそう。WebSocketを活用したリアルタイム性や、Figmaで設計されたUIも完成度が高く、「世界観が素晴らしい」「発表もとても印象的だった」と高く評価されました。
2期生と3期生が力を合わせたチームで、世代を超えた協働の力が光ったプロジェクトです。
優秀賞:チーム1「ランチジャム」
「学食の混雑をなんとかしたい」という日常的な課題に向き合い、混雑状況を“見える化”するアプリを開発。
QRコードでの入退室ログ取得をもとに、リアルタイムで混雑度を可視化する仕組みを構築しました。
また、利用ごとにポイントが貯まり、景品と交換できる機能を追加。自然に使いたくなる工夫が盛り込まれていました。
バックエンドにはFastAPIとPostgreSQLを使用し、Firebase認証やDockerによる環境構築も実施されており、「今すぐ大学に導入できそう」といった実用性の高さが評価されました。
努力賞:チーム2「シラバスの裏」
シラバスだけでは分からない“授業のリアルな情報”を共有できるSNS型の授業レビューアプリを開発しました。
学生が授業の感想や評価を投稿できる仕組みで、授業名や教員名、評価項目などで検索も可能です。
一人ひとりが役割を持ち、ログイン機能や投稿・編集などの開発を丁寧に進めていました。
黒板風のUIや、絞り込み検索といった細かな機能も好評で、「一番使ってみたくなった」「仲間意識が芽生えるアプリ」といった声が寄せられました。
今後の展望
今回のミニハッカソンを通して、参加者たちは開発スキルだけでなく、チームでの協働や課題解決への向き合い方についても多くの学びを得ました。期を超えた出会いや試行錯誤のプロセスは、学生たちにとって大きな財産になったはずです。
Waffle Collegeでは、こうしたミニハッカソンをはじめ、初心者からでも挑戦できるITイベントや学びの機会を多数提供しています。
「興味はあるけれど、まだスキルに自信がない」という方でも大丈夫。一歩を踏み出したい大学生・大学院生を、コミュニティ全体でサポートします。Waffle Collegeに関心をお持ちの方は、ぜひ公式サイトからプログラムの詳細をご覧ください。
あなたの挑戦を、私たちはいつでも歓迎しています。
Waffle College公式サイト
https://college.waffle-waffle.org/
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