日本マイクロソフト Give Campaign ランチタイムワークショップを開催

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日本マイクロソフト Give Campaign ランチタイムワークショップを開催

2025年10月、日本マイクロソフト株式会社の社員寄付キャンペーン「Give Campaign」の一環として開催されたランチタイムのワークショップに、Waffleディレクターの森田久美子が登壇しました。10月14日にはオフラインとオンラインのハイブリッド形式で、23日にはオンラインで、計2回にわたり複数の部署の社員の皆さまにご参加いただきました。14日の回では森田が実際にオフィスに伺い、50名近くの社員の皆さまと活発な意見交換を行いました。

日本マイクロソフトとともに歩む、継続的な取り組み

日本マイクロソフトの皆さまには、これまでもさまざまな場面でWaffleの活動をご支援いただいてまいりました。2025年3月には国際女性デーを記念して、ランチタイムにワークショップを実施。また、岡山県立岡山操山高等学校の生徒が修学旅行で東京を訪れた際には、同校の生徒を対象としたワークショップの開催にご協力いただくなど、地域の中高生たちがテクノロジーに触れる機会を共に創出してきました。

こうした継続的なパートナーシップを通じて、未来のテクノロジー業界を担う女子中高生・大学生たちに、実際に業界で活躍する先輩方の声を届け続けています。今回のGive Campaignでのワークショップも、そうした取り組みの一環として実現しました。

日本マイクロソフト本社にて実施された、岡山県立岡山操山高等学校の生徒向けワークショップの様子

Give Campaignとは

Give Campaignは、マイクロソフトの社員が選んだ非営利団体への寄付に対して、会社がマッチング寄付を行う取り組みです。社員の皆さまの善意が、企業のサポートによってさらに大きな支援となり、非営利団体の活動を後押しするものです。

今年度も、多くのご支援をいただきました。さらに、Microsoftの「Give」プログラムでは、社員の皆さまがボランティア活動に参加された時間が実際の寄付に変換される仕組みもあり、一回限りではない継続的な支援が実現されています。

テクノロジー業界のジェンダーギャップを「自分ごと」として

ワークショップでは、まずWaffleディレクターの森田から、日本のSTEM分野における女性の現状についてお伝えしました。「自分には無理かも」と諦めてしまった多くの女子中高生・大学生たちがいる現状。でも、皆さまのような先輩がいることを知れば、きっと勇気が湧いてくるはず——そんな想いをお話させていただきました。

続いて、テクノロジー業界におけるジェンダーギャップの課題を「自分ごと」として考えながら、デジタル オンライン ホワイトボード アプリ「Microsoft Whiteboard」を活用しながら、次の3つのテーマで意見交換を行いました。

  • IT業界で働くやりがい
    「世界中の人々の生活を豊かにできる」「技術で社会課題を解決する喜び」「グローバルな仲間との刺激的な毎日」といった、IT業界ならではの魅力を共有いただきました。
  • スキル・選択肢を最大化するためのリソース
    「失敗を恐れずにチャレンジを」「学び続けることの大切さ」「多様なキャリアパスがある」など、成長し続けるためのヒントをいただきました。
  • 夢を追いかけるうえで支えとなる言葉や考え方
    「あなたらしさを大切に」「自分の選択を信じて」「一歩踏み出す勇気を」といった、心に響くメッセージが寄せられました。
2025年10月14日に実施されたワークショップで、メッセージを入力する社員の皆さま

参加者の皆さまからの反響

イベント終了後、参加された社員の皆さまからは「理系を選択する女子学生の実際の数の少なさに驚いた」といった声を多数いただきました。日々テクノロジー業界の第一線で活躍される皆さまだからこそ、ジェンダーギャップの現状を改めて認識し、自分たちに何ができるかを考える貴重な時間となったようです。

当日参加できなかった社員の方々も、レコーディングを通じて後日ワークショップに参加してくださり、メッセージへの投稿を続けてくださいました。

中高生・大学生へ届ける温かく力強いメッセージ

テクノロジー業界の最前線で活躍する皆さまから、Waffleが支援する中高生・大学生に向けて、実体験に基づく数多くのメッセージをいただきました。

実体験に基づく貴重なアドバイスの数々は、迷っている学生たちにとって道しるべとなります。一つひとつの言葉から皆さまの仕事への情熱が伝わってきて、これらの温かく力強いメッセージは、きっと多くの女子学生の心に響き、背中を押してくれるものだと確信しています。

メッセージボードには、キャリアの選択、成長のためのマインドセット、チャレンジへの向き合い方、ITで働くやりがいなど、さまざまな視点からの応援メッセージが色とりどりの付箋で埋め尽くされました。オンライン参加の方々も積極的に意見を共有してくださり、会場とオンラインが一体となった温かな雰囲気の中、充実した時間を過ごすことができました。

今回のワークショップで集まった温かいメッセージやアドバイスは、今後Waffleが開催するさまざまプログラムで参加者に掲出させていただきます。より多くの女子&ノンバイナリーの中高生・大学生がテクノロジーの世界に足を踏み入れるきっかけを作っていきます。

「この1時間が、きっと誰かの人生を変える瞬間になる」——そのような想いを込めて実施された、心温まる時間となりました。

日本マイクロソフトの皆さま、そしてGive Campaignを通じてご寄付・ご参加いただいた皆さまに、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。これからも、日本マイクロソフトの皆さまとのパートナーシップを大切にしながら、共に次世代を担う若者たちの可能性を広げていけることを楽しみにしております。