Waffle Campが届ける教育の3つのエンパワメント/ プロボノAyaさん
こんにちは。Waffleのプロボノメンバー、Ayaです。本記事では、プロボノメンバーである私から見たWaffle Campの良さについて、そして私が何故Waffleのプロボノメンバーになったのかを紹介したいと思います。
教育における3つのエンパワーメント
私は、現在子育てをしながら、MBAを取得すべく大学院に通っています。一度就職し、社会人経験を積んだ後に再度学生に戻っている状況ですが、15ヵ国という多様性のあるクラスメートと一緒に学ぶ環境に身を置く中で、教育には3つのエンパワーメントがあると感じています。
1.知識が増えること、知的好奇心が満たされることによる満足感UP
2.教師や仲間からのサポートも得て、自分のやっていることに意味があると思えることによる自己肯定感UP
3.教師・生徒の関係を越えて、そのコミュニティに自分が貢献できることによる自己効力感UP
日本における一般的な講義型授業は1のみをカバーしていることが多いと思います。少なくとも私が大学まで受けていた授業はほぼ1のみでした。しかし、海外のクラスメートの授業での様子を見ていると、1から3まで全て合わせて教育という環境だったのだろうな、と思うことが多々あります。授業における彼女たちの発言、貢献がとても多いからです。
しかしながら、今の日本の女子中高生たちが置かれている環境においては、無意識のうちに人と比較したり比較されたりし、自分に対して自信を持ちにくいと感じる人も多い、というのも事実です。自分らしさを保ちながらアウトプットができるためには、個々人が心理的安全性を感じアウトプットしやすい環境が必要です。
Waffle Campではメンターのサポートを受けながら、自分のペースで経験を積むことができ、受講後には参加者やメンターとコミュニケーションを取れるクローズドなオンラインコミュニティもあります。更に、実際にロールモデルに会うことで自分の可能性を広げることができます。
Waffleが目指しているものはまさに、冒頭に挙げたこの3つの要素をカバーしており、きっと参加した女子中高生の方々がエンパワーされること間違いなし、と思っています。
一人でも多くの女性が自信を持って進める社会を作りたい
次に、私が何故Waffleにプロボノメンバーになったのかを紹介したいと思います。
これまでの環境を振り返ると、大学以降はずっと女性がマイノリティの環境でした。
そういう環境で生き抜く中で、「女性らしさ」「女性ならでは」という表現に抵抗を持っており、仕事場において「女性」と捉えられたくない、「男性と同じように働けることを示さなければ」と自分を追い込んでしまっていました。
一方で、SEとして働いている時に現場に女性が一人であることが多かったり、コンサルタントに転職した後に、女性コンサルタントが結婚や出産を機に第一線を去っていくのを目の当たりにしたりする中で、自分のキャリアに対する不安感が募っていくのを感じていました。
今、子育てをする立場になり、会社の枠を超えて支え合える同じ境遇の女性と知り合うきっかけを得て、コミュニティやロールモデル、そしてシスターフッドの大切さを強く実感しています。
キャリアに悩んでいた時を振り返ってみて、ロールモデルがいたら、身近に相談できる人がいたら、あの時の不安はもっと軽かったかもしれない、そう思うことが今でもあります。ロールモデルに頼ることなく道なき道を切り開く強さも必要ですが、ロールモデルがいるからこそ得られる強さもあります。
まだまだ社会には女性ロールモデルが足りていません。ビジネスにおいて、影響力のある声を持つとされる管理職における女性比率は10%程度と言われており、役員における女性比率に至っては5%にも届いていません (2019年時点)。この状況を変えていくためには、女性一人一人が、自分の進みたい道でそこまで突き進み続けられるような環境を整えていく必要があります。
一人でも多くの女性が自分の進みたい道へ自信をもって進めるように、そして突き進む中で不必要なジェンダーバイアスや、それに付随して発生する不安感に苛まれてほしくない、そんな気持ちで、WaffleのジェンダーギャップをなくすというMissionに共感し、メンバーとして活動を続けています。
Waffleは私たちプロボノにとっても、互いを支え合い、自分らしくいられ、そして高め合える、そんな場です。
Waffle Campが、多くの女子高生の成長の機会となり、将来の可能性を広げていけることを願っています。
▼Waffle Camp詳細はこちら
https://bit.ly/31Qb2PX
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