日本初！アプリ開発世界大会 Technovation Girls で中学生3人チームがファイナリストに選出！

米国の教育系NPO“Technovation”が全世界に向けて開催しているアプリ開発コンテストTechnovation Girlsを日本アンバサダーとして2017年よりWaffleがリードしてきました。

そして、8年目となる今年はじめて、日本Chapterから参加をした中学生3名のチーム「Spes Dojo」が世界大会のファイナリストに選出される快挙を成し遂げました。

123カ国から参加者が集まり、総勢11,000チームがアプリ作品を提出した中の、トップ15チームがファイナリストとなったのです。（日本以外のファイナリスト輩出国はナイジェリア、ケニア、カザフスタン、スペイン、UK、メキシコ、マレーシア、アルゼンチン、カナダ、チリ、US）

本部のサイトよりファイナリスト一覧

Spes Dojoは、一般社団法人CoderDojo Japanが展開するプログラミング道場の中の、名古屋市瑞穂区の道場（CoderDojo瑞穂）で出会った3人組のチームです。メンターの方々にも長きに渡ってご支援いただき、小学生の頃からTechnovation Girlsにエントリーしてきました。

急にファイナリストに選ばれたわけではなく、2年前はResional Winner（アジア地域での最優秀賞）、1年前はClimate Award（気候変動に特化した特別賞）と、一歩ずつ入賞し、その経験値を活かして、2024年も挑戦しました。

今年は日本の伝統文化である折り紙を使った認知症予防アプリを開発しました。アプリ内のキャラクターと会話をする際に、ユーザーが喋った言葉に対して返事をする部分にChatGPTのAPIを使用したり、プロンプトで会話からどの折り紙を折るのが最適かを提案できるようになっています。また、OpenAIのWhisperAPIを音声認識の処理に使用するなど、ビジネス面のセンスだけでなく、高い技術力を兼ね備えています。

日本独自に開催をしたピッチイベントでも、全85チームの中で最優秀となる文部科学大臣賞を受賞。
その様子はこちら。

ファイナリストは10月に米国カリフォルニアで開催されるWorld Summitに招待され、世界中のファイナリストと出会い、テクノロジーの世界でさらに活躍をするためのエネルギーとネットワークを得ることになります。

今後も、このTechnovation Girlsから世界に羽ばたく中高生が多く輩出されるように、皆様のお力もお借りしながら、Waffleは進んでいきます！