SDGsにテクノロジーで貢献している日本の事例2選!
みなさんSustainable Development Goals(SDGs:エス・ディー・ジーズ)という言葉は聞いたことがありますか?ここ最近ようやく日本でも馴染みが出てきた言葉かと思います。そんなSDGsにテクノロジーで貢献する、とは具体的にどういったことを意味するのでしょうか?本記事では、SDGsをテクノロジーを用いて解決しようと試みている日本の事例をいくつか紹介していきます。
SDGsとは?
SDGsは、2015年に国連サミットで採択されました。日本語にすると「持続可能な開発目標」で、地球的・人類的課題を含んだものになります。2030年までに到達したい具体的な17の目標と169のターゲットが設定されています。
具体的な事例の紹介
今回は17個あるゴールのうち、Waffleの事業と特に関係する
- 5:ジェンダー平等を実現しよう
に関連する事例を紹介していきます。
今回のこの事例紹介は、国立研究開発法人科学技術振興機構(通称JST)という、国内外の大学・研究機関・産業界等と連携して事業を行う組織の「SDGsの達成に向けた産学官NGO等の取組事例~科学技術・ビジネス・社会イノベーションによる共通価値の創造~」から抜粋したものです。
事例1:いつでもだれでも使えるSTEM教育プログラム
関連するSDGs
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
ソニー株式会社 Sony Global Educationは、若者のみならず全ての年代の方が、問題解決能力となる論理的な思考を身につけられるプログラムを誰もがアクセスできるオンライン上に用意しています。例えば、算数大会やロボットプログラミングなどです。多様な方に親しみを持ってもらえるようカラフルなデザインのプログラミング学習キットを用意するなど、ジェンダーの壁もなくなるような工夫が施されています。
実際にテクノロジーを使うことで、テクノロジーの魅力をわかりやすく伝える、ということがこの事例の特徴と言えるかもしれません。
事例2:女性が変える、理系の世界!
関連するSDGs:
5:ジェンダー平等を実現しよう
17:パートナーシップで目標を達成しよう
科学技術振興機構(JST)理数学習推進部 能力伸長グループは、女子中高生の理系進路選択支援プログラムを推進しています。研究者との交流会や、出前授業を行うことで、理系という進路の可能性を伝える取り組みをしています。
こちらは最先端のテクノロジーに普段から触れている技術者から直接、技術の魅力や今後の可能性を伝えることで、テクノロジーを身近に感じることができることが特徴です。そうすることで自分のやりたいこと、やってみたいことが見えてくるでしょう。
このように、日本国内でもSDGsに向けて様々な取り組みが行われています。また、それぞれの事例が複数のゴールを関係することに気付いた人もいるかもしれません。それは、「5.ジェンダー平等」が他の目標を達成するためにも必要になる、重要なゴールの1つだからです。(参考:SDGsウェディングケーキモデル)
その他のゴールや目標への具体的な取り組みを知りたい方は、今回私が参考にしたJSTの「SDGsの達成に向けた産学官NGO等の取組事例~科学技術・ビジネス・社会イノベーションによる共通価値の創造~」から見てみてください!この他にも自分の気になる企業やテクノロジー領域がSDGsとどのように関わっているのか、ぜひ調べてみてください!
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