【イベントレポート】女子中高生・大学生の進路を応援するキャリアイベントWaffle Festivalを開催しました!~前編~
2021年11月28日(日)、オンラインイベント「社会で輝く先輩たちからITの可能性を学ぼう〜女子中高生・大学生の進路を応援する「Waffle Festival」を開催いたしました。
日本の女子中高生や大学生に、「さまざまな業界・職業にITが関わること知り、体験し、アクションにつなげてもらいたい」との思いで開催に至ったWaffle初のキャリアイベントでしたが、200名を超える参加申し込みの下で当日を迎えることができました。
ースケジュールはこちらー
- Opening
- 【医療✖️テクノロジーパネルディスカッション】
- 【キャリアトーク】株式会社サイバーエージェント
- 【お昼休み】Waffleインターン生によるランチセッション
- 【社会課題✖️IT起業パネルディスカッション】
- 【キャリアトーク】株式会社Jストリーム
- 【キャリアトーク】サイボウズ株式会社
- ITワークショップ
- 未来ワークショップ
1. Opening
最初に、代表の田中から、今回のWaffle Festivalのキーワードである「自分の好きなこと✖️ITを掛け合わせた進路を考えてみよう」というキーメッセージをお伝えしました。
2.【医療✖️テクノロジーパネルディスカッション】
続いて、午前中最初のコンテンツは、医療分野にITがどのように活用されているのかを知る、医療✖️テクノロジーのパネルディスカッションでした。以下お三方をパネリストとしてお招きしました。
*パネリストプロフィール*
- 株式会社MEDITA 取締役/研究開発部 部長 丸井朱里氏
2018年早稲田大学人間科学研究科博士課程修了、博士(人間科学)。主に閉経前後の女性の体温調節について、ラットを用いた研究を実施。またヒト女性を対象に、基礎体温の予測研究や測定方法に関する研究も行っている。2016年12月よりMEDITAに参画し、博士課程在学中の2017年9月に株式会社MEDITAを共同創業者として設立し、ウェアラブルデバイス開発に携わっている。
- 株式会社Vitalogue Health 代表取締役CEO 長谷川 彩子氏
東京大学薬学部、及び東京大学大学院薬学系研究科卒(専門:神経科学・薬理学)、London Business School MBA修了。薬剤師、漢方認定薬剤師。
アクセンチュア株式会社にて通信、製薬業界等のクライアントに対するM&A・新規事業・戦略コンサルティングに従事。2014年よりフリーランスで、日本及びイギリスにて、スタートアップ投資案件及びスタートアップでの戦略立案の双方に取り組む。その後、ゴールドマン・サックス証券株式会社投資銀行部門にてTMT/ヘルスケアセクターにおけるアドバイザリー業務に従事。株式会社アカツキの投資プロジェクトであるHeart Driven Fundを経て、Vitalogue Healthを起業。
- 富士通デザインセンタービジネスデザイン部デザイナー 菅原由貴氏
早稲田大学大学院基幹理工学部表現工学科修了。
2016年富士通株式会社にデザイナーとして入社。
学生時代はユニバーサルデザインを学び、視覚障がい者支援サービスを研究する一方、プロジェクションマッピングなど映像制作にも興味を持ち、幅広く活動を行う。
会社入社後は行政やヘルスケアの自社パッケージソリューションや、AIなど最新技術を活用したソリューションのコンセプト制作、UIUXデザイン、プロモーションと上流から制作まで、幅広くデザイン活動を行う。
パネルディスカッションのキークエスチョンは、
- 【課題xテック】医療分野の課題、ITの可能性とは?
- 【キャリア】納得できるキャリアを歩むには?
というもので、登壇者三者三様のご経歴や視点をもとにご回答いただきました。
医療やITは理系のイメージが強い分野ですが、「社会を文系・理系で分けて考えるのではなく、自分の好きなことややりたいことを大事にするべき」とのお話がとても印象的でした。
セッションの最後には、みなさんに今後の展望についてお伺いしました。
「発掘した課題に対するソリューションを自分でデザインし、世に出していきたい(菅原様)」
「体温データを活用することで、女性の健康を支え、女性自身が生きやすい世の中を作っていきたい(丸井様)」
「海外でのビジネス、技術投資に関して自らファンドを立ち上げて、新たな技術を世に出していきたい(長谷川様)」
など、大変ワクワクする展望を語るお三方の輝くお姿を見ることができました。
こちらの医療✖️テクノロジーパネルディスカッションの菅原様のパネルディスカッションの様子については、富士通様のサイトでもレポートを公開していただいております。ぜひご覧ください。
3.【キャリアトーク】株式会社サイバーエージェント
続くキャリアトークのセッションでは、IT企業で働くということがどういうことか、その魅力について、現役社員の方から存分に伝えていただきました。
株式会社サイバーエージェント様からは、以下の登壇者の方にご講演いただきました。
*ご登壇者プロフィール*
- 株式会社サイバーエージェント ソフトウェアエンジニア 中村親里氏
電気通信大学情報理工学部を中退し、アメリカの大学へ編入、B. S. in Computer Science, magna cum laudeを取得し卒業。
学生時代にAndroidのインターンシップ参加をきっかけにソフトウェアエンジニアを志す。
2017年株式会社サイバーエージェントへ新卒入社。
AI事業本部のDX本部にて、バックエンドを中心にインフラやフロントも含め設計、開発、運用に従事。
中村様からは、現在のお仕事内容の他に、ご自身の進路やキャリア選択について振り返ってみた際のよかった点(GOOD)・反省点(BAD)について、それぞれお話しいただきました。現在ご活躍されている人生の先輩も、かつて同じように岐路に立たされていたのだと学ぶ機会は、学生にとってとても貴重な時間になったことと思います。
最後の、とにかく「一度プログラミングを体験してみて!」というメッセージも、ストレートに女子中高生・大学生に響いているようでした。
4. 【お昼休み】Waffleインターン生によるランチセッション
お昼休みには、ランチを食べながらラジオ感覚で聞いてほしいというWaffleインターン生の願いを込めたランチセッションがありました。
セッション中は、匿名質問アプリSlidoでインターン生へ3名への質問を募ったところ、時間内に全て回答しきれないくらいの質問をいただきました。
オンライン上でも女子中高生・大学生のみなさんとたくさんコミュニケーションを取れたことが、運営側としてもとても嬉しかったです。
みなさんにとっても、この時間を通して少しでもWaffleのことを身近に感じてもらえていれば幸いです。
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