2026年9月のお知らせと活動報告
いつもWaffleの活動を応援してくださり、ありがとうございます。
8月は、新プログラム「Waffle AI Changemaker」が各地でスタートし、女子中高生たちが地域の産業とAIを掛け合わせたプロダクト開発に挑戦しました。また、Empower Next Programの合宿も開催し、大学生・中高生たちが3日間でアプリのリリースまで駆け抜けました。
本号では、8月の活動報告に加え、10月からスタートする「Waffle AI Leadership Program」の参加者募集情報もお届けします。ぜひ最後までご覧いただき、周りの方にもシェアしていただけると嬉しいです。
Waffle AI Changemaker 各地で開催。地域の産業×AIに挑む女子中高生たち

この夏スタートしたWaffleの新プログラム「Waffle AI Changemaker」が、各地で開催されています。8月は長野県上伊那地域、福井県、長崎県長崎市の3か所で実施しました。
長野県上伊那地域(8月2日) 中1から高3まで幅広い年代の生徒が参加。地元企業のタカノ株式会社・株式会社ヤマウラの社員によるトークもありました。「製造業で女性は働きにくいのでは」と考えていたチームが、実際に地元企業で働く方々の話を聞いて認識を改め、女性が情報発信できるサイト「Work Palette」を開発。終了後は参加者全員が「テクノロジー分野に進むことを考えている」という前向きなスコアを上げていました。
福井県(8月6日) 「ふくいガールズ未来のテックリーダープログラム」として、県内11校から女子高校生43名が参加。約半日で11チーム11本のアプリが生まれました。繊維産地と次世代デザイナーをつなぐサイト、越前和紙・越前漆器の工房をめぐる体験旅サイトなど、地域の産業を見つめ直した作品が並びました。
事後アンケートでは「自分にもできそう」と思える気持ちが平均2.44から4.12に上昇。参加前に「できそうにない」と答えていた28名は全員が上昇し、「テクノロジー分野に進むことを考えている」と答えた参加者も8名から25名に増えました。 長崎県長崎市(8月19日) メットライフ生命、長崎市の共催で開催。生徒たちは被爆証言の残し方など長崎が抱える課題について話し合い、AIを活用しながら課題解決に役立つアプリの開発に挑戦しました。参加者からは「作りたいという気持ちがあれば、やることは無限大だなと思いました」という声が寄せられました。ご協力いただいた自治体・企業・学校の皆さまに、心より感謝申し上げます。山形県米沢市、北海道帯広市での開催も予定しています。
Empower Next Program 合宿報告。3日間でプロトタイプをつくり、投資家の前へ

8月7日(金)〜9日(日)の2泊3日、Waffle Empower Next Programの集中合宿を都内で開催しました。起業に挑戦したい中学生から大学生まで、約20名が集まりました。
起業家の話を聞いたり、ピッチをするだけでなく、AIを駆使して、3日間でプロトタイプまでつくりきりました。朝から晩まで開発し、実際に人に使ってもらい、フィードバックをもらってまた直す。そしてピッチ資料を作成する。かなり濃い3日間でした。
初日に登壇してくださったのは、シリアルアントレプレナーの小島由香さん。海外でVR領域で起業されたときの経験を赤裸々にお話しいただきました。最終日は、参加者にとって人生初のVCピッチ。MPower Partners Principalの夏叶さん、DIMENSIONの黄新越さんにお越しいただきました。
「3日間でプロトタイプができてるのがすごい!」「もう起業家じゃないですか?」そんなコメントをいただき、参加者の表情が変わっていくのが見えました。「これまで起業という選択肢は自分の中になかったけれど、いいのかもしれないと思い始めた」という感想も届いています。
12月には都内で最終デモデイを実施予定です。ぜひ皆さん楽しみにしていてください
日本学術会議東北地区会議 公開学術講演会にディレクター 森田が登壇

Waffle ディレクターの森田久美子が、日本学術会議東北地区会議 公開学術講演会「未来の仕事と地方のキャリア〜AI時代に地方で生きる、働く、創る〜」(会場:リンクステーションホール青森)に登壇しました。
森田からは「地方の未来を変える女子×テクノロジー」というテーマでお話ししました。理工系に進む女性が段階ごとに減っていく「水漏れパイプ」の構造、同じ東北のなかでも理工系の進路選択に差があること、そして政策提言をはじめ多様なステークホルダーへの働きかけが必要であることをお伝えしました。
印象的だったのは、青森大学の学生さんも加わったパネルディスカッションです。「人口の少なさは可能性。参入障壁が低いから」「登壇するようなことを最初からできていたわけではない。若者の挑戦を応援してほしい」、聞き終わったあとに前を向ける、そんな時間でした。
お招きくださった日本学術会議東北地区会議の皆さま、共催の青森大学・東北大学の皆さま、ご参加くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
Waffle Club 8月レポート「条件しだいで収穫が変わる?最大の収穫数をめざせ!農業ゲームアプリをつくろう!」

8月23日(日)は「この夏、進路の選択肢が広がる体験を!」をテーマにした夏休み特別企画の第二弾。今回のキーワードは「農業×テック×国際協力」。現役大学生のきっしーさんによる進路トークを聞いて、お天気や肥料の要素も入った収穫ゲームアプリづくりに挑戦しました。参加者からは「自分の入力したプログラムが画面に反映された時の達成感が一番印象に残っています」「メンターさんが親身になって教えてくださり心強かったです!」という感想が届いています。
また今回は、現役大学生のきっしーさんによる進路トークもありました。農業やテクノロジー、国際協力といった一見バラバラに見える興味が、実は「世界と関わる進路」につながっていく。そんなご自身の歩みを、進路に悩んだ経験も交えてお話ししてくれました。
「実際に進路に悩んでいる人に対して、自分の実体験を通じて話をしてくれて、とても役に立ちました」 「悩むことは決して悪いことではない。たくさん悩んで、自分に合った選択ができるようにしたいと思った」 「興味の先に広がる、世界と関わる進路」というテーマは、進路に悩む中高生にとって大きなヒントになったようです。
お知らせ
| 【参加者募集】Waffle AI Leadership Program |

2026年10月下旬から2027年1月までの4か月間、女子・ノンバイナリーの大学生・大学院生が、自分たちが解決したい課題を見つけ、アプリにして世に出すプログラムがはじまります。
「AIに興味はある。でも、使いこなせている気がしない」「何かをつくってみたい。でも、プログラミング経験がない」「自分にリーダーシップがあるなんて、まだ思えない」。そんな気持ちを抱えている学生の皆さんに、いちばん届けたいプログラムです。
リーダーシップは、生まれ持った性格のことではありません。意見を出す、決める、役割を分ける、仲間を巻き込む。その一つひとつを実際にやってみることでしか身についていかないもの。この4か月は、アプリをつくりながら、同時にリーダーシップを実践する時間になります。本プログラムは、キンドリルジャパンの支援により実現しています。会場のご提供に加え、社員の皆さんがメンターとして4か月間伴走してくださいます。
〔プログラム概要〕
期間|2026年10月下旬〜2027年1月(4か月間)
対象|女子・ノンバイナリーの大学生・大学院生(プログラミング未経験可)
形式|オンライン・リアルのハイブリッド(一部交通費補助あり)
参加費|無料
応募締切|2026年10月12日(月)
〔オンライン説明会〕(各回45分・19:00〜19:45)
9月16日(水)/9月24日(木)/10月1日(木)/10月7日(水)
※カメラOFF・耳だけの参加も歓迎。説明会に参加せず、直接お申し込みいただくこともできます。
| 【10月開催予定】「フレームもデコも全部じぶんで!“わたし好み”のプリ風写真加工アプリをつくろう! ワークショップ」 |

10月のWaffle Clubは「フレームもデコも全部じぶんで!“わたし好み”のプリ風写真加工アプリをつくろう! ワークショップ」。
写真をアップして、フレームやスタンプ、手書きペンで“わたし好み”にデコれるアプリを、プログラミングでお手本を見ながらつくります。女性メンターと一緒に進めるので、はじめてでも大丈夫。基本が完成したら、初級・中級・上級から好きなアレンジにチャレンジして、世界にひとつのアプリに仕上げます。
日時|2026年10月25日(日)10:00〜12:00
開催形式|オンライン(zoom)
対象|女子およびノンバイナリーの中高生
参加費|無料
申込締切|10月11日(日)
| 認定NPO取得に向けたご寄付・ご支援のお願い |
このニュースレターでご紹介してきた一つひとつのプログラム、AI Changemakerも、Waffle Clubも、Technovation Girlsも、参加費は無料です。地方に住んでいても、経済的な事情があっても、機会が届くように。それを支えているのが、皆さまからのご寄付です。
Waffleは現在、「認定NPO法人」の取得を目指しています。認定を受けるには「年間100名以上の方から3,000円以上のご寄付をいただく」という条件があり、これはWaffleが市民の皆さまに支えられている団体であることを示す指標でもあります。認定を得られれば、ご寄付が税控除の対象となり、より多くの方に支援していただきやすくなります。
3,000円は、一人の中高生にプログラミング教材を届けられる金額です。「テクノロジーなんて自分には関係ない」と思っていた誰かが、「自分にもできるかも」と気づく瞬間を、一緒につくっていただけませんか。
| Waffleを支えるボランティアを紹介〜AI Changemakerで活躍する卒業生メンターたち〜 |

Waffleの活動は、多くの方々のご協力によって支えられています。この夏、各地で開催しているAI Changemakerでは、Waffle Collegeの卒業生をはじめ、かつてWaffleのプログラムに参加した大学生たちが、今度は講師やメンターとして多数参加してくれています。
自分がプログラムで感じた「できた!」という体験を、今度は後輩たちに届ける側へ。参加者と年齢が近いからこその距離感で寄り添い、「私も最初はこうだったよ」と声をかけながら、一人ひとりの挑戦を支えてくれています。
先輩から後輩へと受け継がれていくWaffleのコミュニティが、着実に育っていることを実感しています。メンターとして参加してくれている皆さん、本当にありがとうございます!
| Waffleメンバーからのメッセージ |
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マネージャー 佐々木佳世
いつもWaffleの活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。この夏は、私自身、全国各地で実施している「AI Changemaker」にも力を注いだ夏でした。地域にある産業や資源、そこにある課題を知り、自分たちならどう変えられるかを考え、AIを使ってアイデアをアプリという形にしていくプログラムです。参加者から出てくる発想は本当にさまざまで、私たち大人が思いつかないようなアイデアもたくさん生まれとても感動しました。
その様子を見ていて改めて感じたのは、テクノロジーは「詳しい人だけのもの」ではなく、一人ひとりの興味や「こうなったらいいな」を形にするための道具だということです。一方、この夏のWaffle Clubには過去最多となる35名の中高生が参加してくれました。北海道から沖縄まで、全国から参加者が集まり、「これ、私にもできるかも」と感じてもらえる入口をつくることができました。
Waffle Clubでの小さな気づきが、その先で自分の好きなことや地域の課題とテクノロジーを結びつける力につながっていく。AI Changemakerで各地の参加者と過ごしたこの夏を通して、そんなつながりを改めて感じています。
10月もWaffle Clubの開催を予定しています。周りに女子・ノンバイナリーの中高生がいらっしゃる方は、ぜひお声がけいただけると嬉しいです。今後ともWaffleをどうぞよろしくお願いいたします。

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