(※募集を終了しました)大学生向け新事業のプロジェクトマネージャー募集
Waffleは「IT分野のジェンダーギャップを解消する」をミッションに掲げ、女子中高生向けIT教育と政策提言を実施しています。2022年度から一緒に働く仲間を募集します。(※2022年4月現在特定非営利活動法人Waffle)
なにをやっているか
Waffleは、ITのジェンダーギャップを作る「構造」を変化させることに注力しています。日本では、理工系学部の非常に低い女子比率からわかるように、大学の時点でジェンダー比率が固定化されています。大学進学前にジェンダーギャップが起きていることを考えると、中高時点での文理選択や進路選択時期にアプローチすることが最も重要です。そこで、私たちは女子中高生の時期にITを選択肢にいれてもらうような機会を提供しています。具体的には、国内の女子中高生向けにオンラインIT(コーディング)コース「Waffle Camp(ワッフル・キャンプ)」の提供、日本国内での「Technovaton Girls(テクノベーション・ガールズ)」のサポート、企業との協働による各種イベントを開催しています。2022年度4月より大学生・大学院生向けのプログラム「Waffle College」を提供開始しております。
さらに、女性が理系やITの進路を選んでいない理由は環境要因が大きいため、抜本的な改革を進めるために政策提言を実施しています。例えば、「第5次男女共同参画基本計画素案」に対するパブリックコメントや、内閣府 若者円卓会議 有識者としてIT及びSTEM分野の女子教育の重要性を訴えています。
なぜやっているか
IT業界の女性技術者の比率は2割以下、日本では大学で情報工学を専攻する女性比率は15%程度です。さらに「国際学力調査PISA」によると将来科学・工学分野の職業を希望すると回答した日本の女子生徒は3.4%で、OECD加盟国最低です。さらに、日本の女子学生は数学で77カ国中7位、科学は6位(2018年)。他国の男子よりも高得点を取っています。日本国内で見ても理数系で男女の学力差はほぼありません。つまり、理系やIT系を進路に選ばないのは、能力の問題ではなく環境要因が大きいのが現状です。
私たちは、今後、IT技術が社会基盤となる社会において、多くの女性がIT分野に参画することが重要だと考えています。
なぜならば、異なるジェンダー間で不平等や不利益が起きてはいけないからです。例えば、米IT企業が警察などに売り込む人工知能(AI)を使った顔認識技術は女性や肌の色の濃い人の識別は正答率が悪いとニュースになりました。白人男性の性別は全く間違えずに見分けられますが、アフリカ系(黒人)ら肌の色の濃い女性では31%も「男性」と誤認されます。
こうした“結びつき”はプロダクト開発者の中に、ジェンダーに対する偏見が無意識にあることで生まれます。IT分野の作り手は多様でなければいけないからこそ、日本において、まずはマイノリティーである女性にIT分野で働くことを選択肢にいれてもらうことが重要だと考えています。
どうやっているか
■メンバー
フルタイムは田中、斎藤を含めて3名、業務委託(数名)、インターン(数名)、プロボノ(10名程度)の少数精鋭のチームです。
■働き方
基本的にフルリモートです。
月に一回程度、都内のMTGスペースを借りてメンバーで議論をする場合もあります。
お願いしたいこと
【募集背景】
おかげさまで多くの個人・企業の支えにより、順調に事業を拡大しております。2021年度は中高生向けのコーディングコース「Waffle Camp」は昨年度の約3倍、Technovation約1.7倍、そして2022年度はこれらの事業に加え、大学生・大学院生向けのプログラム「Waffle College」が2022年4月よりスタートしております。各プロジェクトを力強く牽引し、マネジメントできる方を募集することにいたしました。(最初は副業またはプロボノからスタートし、フルタイム社員への移行を考えております)
【具体的な仕事内容】
新規事業である大学生向けのプログラム「Waffle College」のプロジェクト・マネジメント及び、コミュニティ・マネージャーのお仕事をお願いしたいです。
Waffle Collegeは、文理関係なくテック系のキャリアを目指す女性及びジェンダーマイノリティの大学生・大学院生向けのコミュニティです。初心者レベルからスタートし、約1年間の研修終了後には、エンジニアへの第一歩として技術系インターンに就けるレベルのスキルを身に着けられるよう、プログラミング研修及びキャリアサポートを無料にて提供する予定です。
プログラムは前期と後期に分かれております。前期修了後は一般社団法人Waffleの中高生向けプログラム「Waffle Camp」の公認メンターとしてデビューします。後期修了後はIT企業の技術職インターンの獲得を目指します。
▼具体的な業務の例
<プログラムの運営マネジメント>
・プログラム全体のプロジェクト・マネジメント
・ワークショップ/イベントの企画設計および運営。
・WS実施のための日程調整や場所の調整
・大学生の運営ボランティアのマネジメント
・学生の対応
<コミュニティ形成>
・業務設計、整備(現段階で導入期であり、業務の型がないため)
・コミュニティの運営、活性化の施策構築・実施
・KPIマネジメント、効果測定
・改善アクション
・学生と信頼関係を築く
・学生のエモーショナルサポート
【 必須スキル・経験 】
・ミッションへの共感
・0から1を作ることを楽しめる方
・リーダーシップをもって物事を遂行してきた経験
・迅速な状況判断力と確実な実行力
・創業3年目ということもありJob description以外のことも臨機応変に対応できる方
【 やりがい 】
・ジェンダーギャップ解消に向けて世の中が変わっていく様子を肌で感じられます。
・0からの企画、提案、実施まで一貫して携われます。
・ジェンダー系で第一線として活躍したい方はWaffleでキャリアを積むことがキャリア形成に役立ちます。
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