“自分の手で進路をデザインする”きっかけになる日。Technovation Girls 2024 キックオフイベントを開催〜エンジニア/アーティストのスプツニ子!さんからIT × 進路の面白さを聞いてみよう!〜

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“自分の手で進路をデザインする”きっかけになる日。Technovation Girls 2024 キックオフイベントを開催〜エンジニア/アーティストのスプツニ子!さんからIT × 進路の面白さを聞いてみよう!〜

 IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す特定非営利活動法人Waffle(東京都港区、理事長:田中 沙弥果、以下Waffle)は、11月23日(木・祝)に女子およびジェンダーマイノリティ*1の中高生を対象に「“自分の手で進路をデザインする”きっかけになる日。Technovation Girls 2024 キックオフイベント」を開催することをお知らせします。

 当日は、スプツニ子!さん(アーティスト / 東京藝術大学デザイン科准教授)をゲストにお招きし、IT・テクノロジーの面白さや、今後の進路やキャリアの中での活かし方などについてお話しいただきます。

 本イベントは、10月30日より募集を開始した10代の女子およびジェンダーマイノリティを対象とした世界最大級の社会課題解決型アプリコンペティション「Technovation Girls 2024(https://www.technovation.waffle-waffle.org/)」の日本国内キックオフイベントとして開催されます。

*1 本イベントは、Technovation Girlsのキックオフイベントとして、米国・Technovation Girls 2024の募集要項(https://iridescentsupport.zendesk.com/hc/en-us/articles/115002714613-Eligibility-for-participation-students-)に沿って、トランスジェンダーの方はもちろん、ノンバイナリーやジェンダー・ノンコンフォーミングを自認する方で、女性向けの環境で学習したい方を対象としています。

【Technovation Girls 2024 キックオフイベント 概要】
・テーマ:“自分の手で進路をデザインする”きっかけになる日。
・日時:2023年11月23日(木・祝)10:00~12:00
・ゲスト:スプツニ子!さん(アーティスト / 東京藝術大学デザイン科准教授)
・開催形式:オンライン(ZOOM)
・対象:進路のことを考えてみたい、プログラミングやITに興味が少しでもある女子およびジェンダーマイノリティの中高生、その保護者、学校・教育関係者の方など
・費用:無料(事前登録制)
・詳細・申し込みフォーム:https://technovation-girls-2024-kickoffevent.peatix.com
・内容
○ 10:00~10:05 ご挨拶・イベントの趣旨説明
○ 10:05~10:55 スプツニ子!さんご講演
○ 10:55~11:25 スプツニ子!さんへのQ&A
○ 11:25~12:00 Technovation Girls 2024 プログラム概要の説明・Q&A
※内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

中学生の方も、高校生の方も必ず直面する進路の選択。

その瞬間が来る前に一度は考えてみてほしい。今の社会、スマホやパソコンだけでなく、コンビニや病院、スーパーなど日常の至るところでテクノロジーが多くの人たちの暮らしをサポートしています。これからの時代、ITなくして、進化を語れない時代になっています。

そんな時代を生きていく皆さんに、少しの興味でもいいので、ITに触れ、これからの進路の可能性を広げてほしい。そのきっかけとなるべく、このイベントでエンジニアの経験があり、アーティストのスプツニ子!さんからIT×進路の面白さを聞いてみよう!

そして、少しでも興味がでた方が参加できる、中高生の女子およびジェンダーマイノリティ向けの課外活動「Technovation Girls」についてもご紹介します!

【ゲスト略歴】

スプツニ子!(アーティスト / 東京藝術大学デザイン科准教授)
 英国ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。RCA在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作。最近の主な展覧会に、20年「Broken Nature」(MoMA、NY)、21年「deTour 2021 Design Festival」(香港PMQ)、22年「The Nursery」(Bright Moments Gallery、ロンドン)、23年「DXP-次のインターフェースへ」(金沢21世紀美術館、日本)など。2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ 助教に就任しDesign Fiction Groupを率いた。東京大学大学院特任准教授を経て、現在は東京藝術大学デザイン科准教授。VOGUE JAPANウーマンオブザイヤー2013受賞。2014年FORBES JAPAN「未来を創る日本の女性10人」に選出。2016年、第11回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本特別賞」受賞。2017年、世界経済フォーラム「ヤンググローバルリーダー」、2019年TEDフェローに選出。2019年、DE&I推進を掲げて株式会社Cradle(クレードル)を起業、CEOを務める。2022年よりデジタルガレージ社外取締役。著書に「はみだす力」。

【Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)】 
 「Technovation Girls」は、米国のSTEM教育NPO「Technovation」が主催する、次世代の女性IT起業家の育成を目的とした、アイディア・ピッチ(プレゼン)・技術力・起業家精神の4つを競い合う10代のためのテクノロジー教育プログラムです。10〜18歳の中高生が最大5名のチームで、約3ヶ月間にわたり、自らが設定した社会課題をテクノロジーで解決する方法を議論し、その成果物としてアプリと事業計画を作り上げます。Technovation Girlsは、2010年の開始から現在までに世界100か国以上、34,000名以上が参加しています。日本では、2019年より日本リージョン公式アンバサダーであるWaffleが、他の教育系NPOなどとも連携しながら、世界大会への出場者を支援しています

Technovation Girls 2024 日本リージョン 公式ウェブサイト(日本語)

Technovation Girls Japan Region 2023 レポート(日本語)       

▼Technovation Girls 2023 日本公式ピッチイベント アーカイブ動画

【特定非営利活動法人Waffle(ワッフル)】 
 IT分野のジェンダーギャップ解消を目指し、性自認が女性やノンバイナリーの中高生や大学生・院生に無料でプログラミングを学ぶ場を提供しているNPO法人。中高生に向けた無料のWebサイト作成コース「Waffle Camp」、大学生・大学院生に向けた無料のプログラミング研修「Waffle College」を実施。また、国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」の国内での出場支援、企業との協働による各種イベントの開催、「経済財政運営と改革の基本方針(通称:骨太の方針)」など政策に積極的に提言している。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード「SDGsパートナーシップ賞」受賞。主な著書に「わたし×IT=最強説 女子&ジェンダーマイノリティがITで活躍するための手引書(リトルモア刊)」。https://waffle-waffle.org